説明
ワイルドカードタイプのファイル認証廃止(2021-11-13)
ワイルドカードのSSLサーバ証明書のファイル認証は、2021-11-15 をもって廃止となりました。
メール認証またはDNS認証のどちらかのご利用をお願い致します。
製品概要
- 認証タイプ:企業認証(OV)
- 発行対象:公共機関・法人・団体等
- 書類提出:原則不要(提出が必要になる場合もあります。)
- 有効期間:1年
- 階層:3階層(4階層クロスルート)
- 暗号化強度:256bit(最大)
- 利用可能サーバ:WEB, MAIL, FTP他
- 保証額:1,000,000ドル
- ライセンス体系:1CommoneName毎
- サーバーライセンス:無制限
- 再発行可(無制限)
- モバイルフレンドリー
- サイトシール:ダイナミック
- スピード発行(数時間)
- SAN サポート
- ECC[Elliptic Curve Cryptography]
- グリーンアドレスバー
- ワイルドカード
- マルチドメイン
- マルウェアスキャン
- Vulnerability Assessment
- 米国DigiCert(デジサート)社が提供するSSLサーバ証明書です。
- デジサートは、CA/Browser Forum の創設メンバーです。
- デジサートは、企業認証と実在認証タイプの市場で、68%のシェア率を獲得した最大手の認証局(CA)です。(2018年7月 Netcraft 調べ)
- デジサートは、認証局として先進的な取り組みを行い、多くの受賞歴を持ち、革新的な技術力によって、業界をリードする存在です。
- Digicert の OCSP(Online Certificate Status Protocol)サーバーは、100%の稼働を保ち、競合他社に比べてレスポンスタイムは最大で4倍高速であることが示されています。
認証レベル(企業認証)OV
ウェブサイト運営組織(団体)の実在性を認証するSSLサーバ証明書です。
ドメイン認証に加えて、TDBコードやDUNSナンバー等、第三者機関が保有する情報の照会や、電話による確認などを行い審査されます。そのため、認証強度が強く、高い信頼性を実現します。
申請団体(組織)の認証
登記事項証明書および第三者データベース(DUNSナンバー, TDBコード)により組織の情報を確認します。
申請情報とデータベースで確認できる情報とが一致しない場合は、データベースで確認可能な情報に修正されます。
- 組織の存在
- 組織名
- 住所
- 電話番号
電話認証
組織認証の一環として、規定のデータベース(iタウンページ)で確認した電話番号宛てに電話認証が実施されます。公的書類の提出
原則として不要発行対象
- 中央省庁および国の機関、地方公共団体およびその機関
- 「職員録」に記載のある団体または局単位
- 日本国に法人格を持つ組織単位
- 営利法人(株式会社/合同会社/合資会社/合名会社)
- 非営利法人(特定非営利活動法人(NPO法人)/認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)/一般社団法人/一般財団法人/公益社団法人/公益財団法人/社会福祉法人)
- 国立大学法人
- 学校法人
- 財団法人
- 社団法人
- 組合法人
- 日本国外に法人格を持つ組織単位
- Private Organizations
- Government Entities
- Business Entities
- Non-Commercial Entities
ドメイン認証(DCV)方法
- メール認証
- ベンダーの指定する電子メールアドレス(承認者メールアドレス)宛に認証メールが送信され、承認手続きをもって認証します。
- ファイル認証
- ベンダーから提供されるテキストファイルを特定ディレクトリにアップロードし、プログラムがファイルの存在を確認し認証します。
※ワイルドカードタイプでのファイル認証は、2021-11-15 をもって廃止となりました。 - DNS認証
- ベンダーが指定するDNS情報をDNSレコードに登録し、プログラムがDNSレコードを確認し認証します。
ドメイン認証(DCV)手続きにつきましては、SSLサーバ証明書発行手続きをご覧ください。
有効期間
SSLサーバ証明書自体の有効期間は、365日+12時間となります。
弊社では、再発行有効期間として1年から6年までの販売となります。再発行有効期限が長くなるにつれ、1年あたりの単価が割安になります。1年未満や7年以上は提供されません。
※複数年をご購入頂いても、SSLサーバ証明書自体の有効期間ではないことにご注意ください。
- セクティゴ製品(セクティゴSSL、ポジティブSSL、エッセンシャルSSL)
- 再発行有効期間として1年から5年まで
- デジサートグループ製品(デジサートSSL、セキュアサーバID、グローバルサーバID、トゥルー・ビジネスID、クイックSSL、ラピッドSSL)
- 再発行有効期間として1年から6年まで
複数年をご購入の場合
初回発行日から 1年毎に更新手続き(再発行)が必要になります。
有効期間の30日前に発行申請URLが送信されますので、次の1年分の証明書の発行申請手続きが必要です。
ご購入頂いた期間内は、すべての再発行は無償で提供されます。
発行までの日数
即日(数時間程度)証明書発行申請、DCV認証完了後、証明書発行までの時間です。デジサートSSLは、企業認証、実在認証ともに数時間で認証を完了します。認証の有効期間は13ヶ月間となり、再発行もスピディーに行ことが可能です。
再発行無制限
ご購入頂いた再発行有効期間内であれば、同一コモンネームに限り、回数無制限で再送信、再発行(新規CSR)が可能です。
再送信、再発行(新規CSR)は、セキュリティ・ソリューション・マネージャー(Security Solution Manager)サイトからお手続き可能です。
ワイルドカード
ワイルドカードタイプは、コモンネームに属する同一階層(*.)のサブドメインを無制限でカバーすることが可能です。
複数の証明書を1枚の証明書に一本化することで証明書の管理業務を軽減し、コストを大幅に削減します。
近い将来に対応する必要があるサブドメイン、さらには、将来にわたって増え続ける可能性のあるサブドメインを無制限にカバーできるワイルドカードタイプは、SMB(Server Message Block) にとって理想的な機能となります。
FQDN | 無制限のSANs |
*.example.co.jp | example.co.jp abc.example.co.jp 123.example.co.jp ssl.example.co.jp shop.example.co.jp login.example.co.jp etc. |
*.sub1.example.co.jp | sub1.example.co.jp abc.sub1.example.co.jp 123.sub1.example.co.jp ssl.sub1.example.co.jp shop.sub1.example.co.jp login.sub1.example.co.jp etc. |
更新
更新手続きは、有効期限の30日前から有効期限当日までの期間で発行申請する必要があります。有効期限の31日よりも前に申請すると更新とはなりませんのでご注意ください。証明書有効期限の30日, 14日, 7日,1日前に、それぞれ更新のお知らせメールが届きます。事前の手続きによって、証明書の有効期限までの日数に応じた、延長日数が追加されます。
SECTIGO(COMODO)製品
証明書の有効期間残日数に関わらず、30日の延長日数が追加されます。
対象製品: SECTIGO SSL, COMODO SSL, InstantSSL, EnterpriseSSL, InstantSSL, EssentialSSL, PositiveSSL
DegiCert グループ製品
証明書の有効期間残日数によって、397日を上限に延長日数が追加されます。
対象製品: デジサートSSL・セキュア・サーバID, グローバル・サーバ ID, トゥルービジネス ID, クイック SSL プレミアム, ラピッドSSL
同一の販売代理店(購入先)でのお手続きのみ「更新」となり、既存証明書と別の販売代理店(購入先)の場合は「新規」となります。
他社様から弊社へのお乗り換えは、証明書有効期間が残っていても「新規」で発行されます。
弊社から他社様へのお乗り換えは、証明書有効期間が残っていても「新規」で発行されます。
対象製品は、EV、スタンダード、ワイルドカード、マルチドメイン、マルチドメイン・ワイルドカードを含みます。
証明書階層
3-4階層:4階層クロスルート方式(非推奨)に対応させるには、添付されている中間証明書(CommonName.ca-bundle)バンドル版をインストールする必要があります。- ルート証明書
- 中間証明書(+クロスルート対応証明書)
- 発行済証明書
サイトシール
サイトシールは、各CAベンダーによって認証されている証しとして、ウェブサイトのフッターや支払ページ(もちろんどこに表示するかは自由です)に掲載可能な小さなシンボルマークです。
ダイナミックタイプのスマートシール/トラストロゴの場合は、クリックもしくはマウスオーバーすると、認証情報など、証明内容の詳細と補償額が表示され、サイトへの信頼を得るための大切なツールの一つです。
サイトシールをウェブサイトに掲載することにより、訪問者はウェブサイトの安全性を容易に理解でき、サイトへの信頼度とエンゲージメントを上げることが期待できます。
暗号化強度
最大256bit鍵長によるSSL暗号化を実現します。256bitの鍵長を解読するのはほぼ不可能だといわれており、暗号化された情報が悪意のある第三者に漏えいすることがありません。- 署名アルゴリズム:sha256RSA
- 署名ハッシュアルゴリズム:sha256
追加ライセンス無償
同一のFQDN(コモンネーム)配下におけるロードバランサやSSLアクセラレータを利用する負荷分散環境など、複数サーバを同時に運用する場合でも、1ライセンスをご購入いただくことで複数台(上限無制限)のウェブサーバにSSL証明書を複製して利用可能です。
(ご利用環境での互換性の問題等により複製した証明書を利用できない場合があります)
SANの自動登録(ワイルドカード)
コモンネームに * サブドメインで申請し発行された証明書は、 SAN(Subject Alternative Names)に *. 無しが自動で登録され、* 階層なしのアクセスに対して、SSL暗号化通信が可能となります。
コモンネーム | 自動登録されるSAN |
*.example.co.jp | example.co.jp |
*.sub1.example.co.jp | sub1.example.co.jp |
製品概要において、 SAN サポートになっていても、SANの自動登録(ワイルドカード)は有効です。
利用可能サーバー
Webサーバ、メールサーバ、FTPサーバ等
X.509 に対応したウェブサーバであれば問題なくインストール可能です。また、ハッシュアルゴリズム SHA-2 のSSLサーバ証明書に対応している必要があります。
主要サーバー
- Apache / OpenSSL0.9.8 以降
- Winows Server / IIS6.0 以降 (IIS6.0の場合KB938397/KB968730の適用が必要)
- IBM HTTP Server / GSKit ver.7.0.4.14 以降
- BIG-IP (F5社) / ver.10.1.0 以降
- A10 (A10ネットワークス社) / ver.2.6.1-GR1 以降
- Netscaler (Citrix社) / ver.9.x 以降
- Equalizer (Coyote Point社) / ver.10.3.0a 以降
- FortiADC (Fortinet社) / ver.4.0 E Series Initial Release 以降
- Alteon (Radware社) / Alteon 29.0.2 以降
- AppDirector (Radware社) / AD 2.14.06 以降
ホスティング事業者のレンタルサーバーをご利用になれば、ほぼ100%利用可能です。
対応ブラウザ
自社でルート証明書を保有する第三者認証機関(CA)のルート証明書は、多くのWebブラウザに組み込まれていますので、主なブラウザでは自動検証機能により証明書の有効性を確認することが可能です。
- Chrome3-
- Firefox1-
- Microsoft Edge
- IE5-
- Opera7-
- Android2.3-
- iOS3.0-
- Blackberry5.0-
- Windows Phone ALL
レンタルサーバーでの持込について必ずご確認ください。
現在ご利用中またはご契約予定のレンタルサーバーが、レンタルサーバー以外で購入した証明書の持込が出来ない場合がございます。SSLサーバ証明書のご購入前に、下記2点を必ずご確認をお願いいたします。
- 外部(他社)で購入した SSLサーバ証明書の持ち込みに対応可能か。
- 独自ドメインでの SSL暗号化に対応可能か。
上記、どちらか一方にでも対応不可の場合は、現在ご利用中またはご契約予定のレンタルサーバーでは、ご購入いただいたSSLサーバ証明書をご利用いただけませんのでご注意ください。
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